kasumiphotopoem’s blog

心は気まぐれで忙しく変化していきます 心の言葉を詞に綴ることで自分と向き合える だから書き続けるのかもしれない

今日までそして明日から


生まれたての心は

真っ白なシーツに包まり

子供のように

花や鳥に囲まれて

屈託のない笑顔で

まぶしい太陽を浴びている

やがて人の手から手へ

泥まみれの汗も

眩しい光の下では

誰にも気づかれない

変わりゆく季節の風は何色なの

美しさをおき忘れた

広い砂漠の中に

落とした心は

拾い集めた指の間から

ぽろぽろと零れ落ちる


一瞬のき煌きを放ち

失くなり消えていく

幼き思い出が浮かんでは消え

届きそうで届かないのは

現実の中に生まれた空想が

独り歩きをしているから

何度も解けた靴紐を結び

今日までそして明日から

何度も何度も

解けた靴紐を結んで
自分らしい心で
生きていくのだろう

☆今日までそして明日から☆





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