kasumiphotopoem’s blog

心は気まぐれで忙しく変化していきます 心の言葉を詞に綴ることで自分と向き合える だから書き続けるのかもしれない

心の詩

茜色の約束

枝先からぽろり 木の葉が アスファルトを 塗り替えていくころ ふたりの距離が 近づく季節 いつのまにか 大人になったきみ 真っ白だった 人生のキャンパスに 集まった木の葉が 美しい季節 これからも繰り返す 出会いと別れ 離れていても繋がる心 新しい木の芽…

明日晴れるかな

両手をアゴに押しあてて 大きく見上げた 夏雲の広がる大空に見た夢 今は、いくつ叶えたのだろう 涙の意味を知ったのは 愛する人のために 何ができるのかと 嘆き苦しんだ時から 取り戻せない昔の日々 何かを伝え忘れてきたような 離れていても 大切な人への想…

本当は

本当は 逃げ出したい 苦しみから 本当は 目を背けたい 哀しみから なぜだか 向かい合っている なぜだか 受け入れている 本当は 抜け出したい 弱い心から 本当は 認めたくない 自分の心を なぜだろう 負けたくないの なぜだろう 気づいている 本当は 流れてい…

出逢えたから

悲しみあったよね 心ゆくまで泣いて なぐさめあったよね 心温かくなるまで 笑いあったよね 心安らぎ求めて 喜びあったよね 心通うまで 確かめあったよね 心抱きしめて

ありのままでいい

自分が受けたこと 与えるものは まわりを思いやる 優しい気持ちが きっと育まれる 目をそらさないで 見つめていて きみがしてもらいたいこと 求めるものが 同じように 待っている人が きっとそばにいる 諦めないで 伝えてみよう 分かっていても 気づかないふ…

海の声

鳥たちが 花たちが 虫たちが 植物たちが ここにいる いまここに生きている 風が吹けば草が揺れて 太陽が顔をだせば鳥がさえずり 花が開けば虫たちが集まり 流れる水は煌く世界を映し出す 海には海の 川には川の生き物たちが 生きている それぞれの場所で そ…

真夏の太陽

きみに見つめられると 冷蔵庫の温度が急上昇 大好きなアイスクリームが とけていくように 体の温度が上がり 溶けた僕の心はすっかり きみの虜になっているよ きみのいない世界は 雲の上から 滝のような涙の水が落ちてきて 体の温度はぐんぐん下がり きみを呼…

STAY

こころ(気持ち)は難しいんだ 壊れやすくて 見えたり隠れたり 進む道が永遠に続いていて 終わりがないように 子供も大人も育つこころに 正しい答えもなくて もがき苦しむこともある それが生きている証 うつろうこころ ずっと置き去りにしていたこころ 戻る…

気持ちは伝わる~心~

気持ちは伝わる 好きも 嫌いも 嬉しいも 悲しいも 優しさも 意地悪さも 良い事も 悪い事も そばにいても いなくても 気持ちは伝わる 風のたよりにのせて 心の花に水をそそぐ きみが大切に 想うこと 想わないこと きみが 伝えたいこと 伝えたくないこと 遠く…

最後の優しさ

後悔するくらいなら 笑顔の君との最後の時間を 守りたかった 手と手を繋いで 歩いた公園を 今はひとり あの日一緒に見た 同じ場所の同じ風景なのに ひとりではこんなにも 違って見える事を あの日の君は 知っていたのかな ふたり並んで座ったベンチ 別の誰か…

心と心

きみの心が離れていくのが 悲しくて泣いていたよ 迷子になった子供のように 涙が光に遮られ 心の壊れる音がした だけど…離れていく それは幻だった きみが教えてくれた 本当は 離れていく自分の心が 寂しくて泣いていたこと はじめからきみはここにいた 前か…

3月9日

きみと出会って 芽吹いたこの気持ち 暗闇の道に灯る 道を標してくれた 自分を大切にすることで きみへの優しい気持ちが 生まれること 自分を好きになることで きみへの想いが 大きく膨らんでいくこと 自分が寂しいときは きみのために出来ることは 何かなと…

銀河の悪夢

きみの頑張り きみの哀しみは きみの心だけが 分かっていればいいんだ 流した涙は がむしゃらに 努力した きみだけの結晶だから きみの心の叫びは きみの孤独は 生きている現実なんだ ( いま) きみの喜ぶ顔と きみの笑い声は 響いているよ 遥か遠い 空の向こ…

君がくれたもの

きみの笑い声が響く 誰もいない部屋 窓を開けると 白いカーテンが やわらかい風に吹かれて きみの香りを連れてくる 戻りたい あの時あの場所 泣いたり笑ったり ぶつかり合って 歩いてきた道 振り返る時間を戻して 帰りたい 願いが叶うなら キラキラ輝いてい…

ありきたりの心

花をみて美しいと思い 鳥の声に元気をもらい 風の優しさにふれ 月夜に心癒され救われる 純粋すぎる 愚かな私… なぐさめて欲しい訳ではなく 同情されたい訳でもなく ただそばにいてくれたら 心が強くよみがえる ただそばにいてくれたら それだけで 失いかけた…

記憶の中

楽しい思い出は 安らかな場所を求めて さまよいながら たどり着く きみの記憶の中へと 眠り生きている 哀しい思い出は 記憶の中からよみがえり もがき震える 騒々しい場所に悶えて つつがなく 諦め生きている 幼い頃の思い出は 泡のように 湧いては消え ポツ…

桜咲く頃

世界に続く広い空 眩しくて目を細めて オレンジ色に染まった きみの横顔に ささやかな幸せを感じた 辛いことも悲しいことも 今は全部がありがとう 落ちる夕陽に 消えてしまいそうな ありふれた日々に かけがえのないものの 大切さを感じる心 泣きたいのか笑…

雑踏の片隅で

心を粉々に砕かれ 心がむしばまれていく環境を 選んだ訳ではないこの街 白いガラスを涙で濡らし 刺々しい人々の言葉に 砕かれる心が凍える 遠く並ぶ建物の山 太陽が背中から 体を通り抜け 心を暖めてくれる 動いてる滑るような速さで 向かってくる人の矢の先…

いつも何度でも

悲しみに負けて 何度も こわれた心の中に きみがいるから またここで生きている 傷ついて悩んで 何度も おれかけた心に おわりの時は きみと手を取り合い 花の咲く公園を 蝶のように 遠く続く道を 舞い続ける 再び会う日までの 少しだけのさよならを 信じて…

life is…

限られた時間と環境の中で いろんな想いを抱いて 生きている 道を外れたことに 気づかずに歩いていた 昨日の後悔は 取り戻せない 間違いなのか 正しい答えが何か 見つけだす時間もなく ここまできたけど きみと歩いた道は 愛と優しさを ふくらむ勇気に 繋げ…

世界が終わるまでは‥‥

青い海の上を 浮かんでいるような 青い空を 悠遊散歩している 雲を見上げていたら 微力な自分の 小さなことも 大きなことと同じに 意味のあることだ 思えてきた この大きな世界で 一分 一秒 同じ時間を 同じ空気を 同じ大地を 分け合っている 喜びも哀しみも…

今日までそして明日から

生まれたての心は 真っ白なシーツに包まり 子供のように 花や鳥に囲まれて 屈託のない笑顔で まぶしい太陽を浴びている やがて人の手から手へ 泥まみれの汗も 眩しい光の下では 誰にも気づかれない 変わりゆく季節の風は何色なの 美しさをおき忘れた 広い砂…

ゆっくり行こうよ

時間に流れず 人の波に惑わされず 周りを見ながら ゆっくりと 瞬間を歩いていくことで 小さくても ありふれた 普通の幸せに気づくもの 頭を柔らかくして 体を休めて きみと見た あの日の街の夜景を 思い浮かべては 胸に抱いて 競い合う社会の中で つまづいて…

運命

人の運命は 人の力では変わらない 変えられないのだろうか 心の声に耳を寄せては これまでの自分と向き合い 誰かに助けられたことで 強さを手に入れ 自分を見つめる瞳で 変わらない運命を受け入れ 信じる心と自分を知る心で 乗り越えていく 時々見え隠れする…

夜空の月

いつもながら 仕事を終えて 自宅最寄り駅からの道すがら やけに明るい街灯だなぁ~ と上を見上げると そこには大きくて まぁるいお月様 いつもそう 暗く重く沈んでいる心に 気づいているから 会いにきてくれるのか ただ、寂しくて 何かにすがりたいと 思うほ…

帰りたくなったよ

何も感じないように たくさん傷ついても たくさん悲しくても 怒っていないふりをして 嬉しくないのに笑ったりして 本当はもっと 気にしてもらいたくて やさしくしてもらいたくて 甘えたいはずなのに 全ての感情に 雨のカーテンを閉めて 見えないふり 聞こえ…

G I F T

時々自分にふりかかる 運命をうらみ 他人にふりそそぐ 運命をうらやましく 見えるのは 他人の痛みに 気づいていないから いろんな境遇で もがきながら 生きていること 変わりゆくものと 変わらないものと ゆらゆら さまよい歩きながら 自分には何が出来るの…

慎ましく逞しく

風に震えてる 誰にも声をかけられず 草原の真ん中で たったひとり 慎ましく咲いている さびしさを誰にも打ち明けず 苦しみを顔に見せず 喜びを声に出さず あなたが泣いている 涙のわけは 誰にも知られることはない 地面からはい上がり 逞しく 誰からも 支え…

心に…風が吹いている

望まなくても 変わらず朝は来る 憤りを感じながらも 耐える心 「偽り」という仮面を 被る人びとの街 目の前の小さな出来事に 肩を落とし 繊細な ガラス細工のように もろく崩れて 震える心 虚しさに苦しみ 一歩を踏み出せない それでも人は 歩いていくのはな…

夏のしずく

きみにとって この世界の景色は どんな風に見えていたのかな きみはここにきて 幸せだったのかな きみの小さな命の鼓動は たとえ遠く離れても どんな時でも この心の中に永遠に 響いているよ きみのこと 忘れない 忘れられない きみからもらった 生命の大切…