kasumiphotopoem’s blog

心は気まぐれで忙しく変化していきます 心の言葉を詞に綴ることで自分と向き合える だから書き続けるのかもしれない

もう振り返らない

あんなに楽しかった日々が
嘘のよう

あの日ふたりで歩いた道
今日はひとりで歩く
街の風景が違って見えた

人の波に放り出され
ざわめく声が
さみしさを呼び起こす

ただ側にいて
ぬくもりを
感じていたかった

きみの笑顔、声、香り
心の中の記憶が
離れない
残っている

きみと過ごした日々が
思い出になっても
この現実は
思い出にはならない

どうか願いを叶えて
涙になる今が
思い出になるよう

振り返らずに前をみて
いつかこの現実も

涙から笑顔の
輝いた思い出になる
その日が来るまで

今日もまた
ひとり街の人波で
ひとり佇んでいる

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