大空のキャンパス
同じ空を見上げて
繋いだあなたの手は
柔らかくてとても暖かかった
あなたとの出会いが
偶然だとしたら
この出会いを運命として
受け入れよう
信じよう
あなたの姿が消える
その瞬間まで
あの空に浮かぶ雲に
あなたと私を重ねて
描いたふたつの雲
ひとときの空中散歩
いつの日か
果てしなく広がる
大空のキャンバスに
色褪せない幸福を
描けますように
流した涙の
一つ一つは
無駄ではなかったんだと
言いたい
信じていれば
優しい朝の光が
震える心を包んでくれる
迎えに来てくれた未来に
素直な気持ちで向き合い
あの大空に向かって
飛び立ち
あなたの元へ帰りたい
翼を広げて