kasumiphotopoem’s blog

心は気まぐれで忙しく変化していきます 心の言葉を詞に綴ることで自分と向き合える だから書き続けるのかもしれない

大空のキャンパス


同じ空を見上げて
繋いだあなたの手は
柔らかくてとても暖かかった

あなたとの出会いが
偶然だとしたら
この出会いを運命として
受け入れよう
信じよう
あなたの姿が消える
その瞬間まで

あの空に浮かぶ雲に
あなたと私を重ねて
描いたふたつの雲
ひとときの空中散歩

いつの日か
果てしなく広がる
大空のキャンバスに
色褪せない幸福を
描けますように


流した涙の
一つ一つは
無駄ではなかったんだと
言いたい

信じていれば
優しい朝の光が
震える心を包んでくれる

迎えに来てくれた未来に
素直な気持ちで向き合い
あの大空に向かって
飛び立ち
あなたの元へ帰りたい