kasumiphotopoem’s blog

心は気まぐれで忙しく変化していきます 心の言葉を詞に綴ることで自分と向き合える だから書き続けるのかもしれない

風向き


行くてをふさぐ向い風


進まない心と体が揺らぐ


今は静かに時を待つ

風の吹く向きは

いつも同じとは限らない

移ろう季節のように

変わるものだから

だから

私は諦めない

きみと歩く道を夢見て

きみの名前を呼んでみる

いつかは辿り着く


順風に包まれたとき


少しずつ後押しされて


歩き出す背中はとても暖かい

周りの誰かの体も

暖めていくでしょう

霧が晴れた森の中から

風越しに見た景色の

きみが

山が

笑っているよう