kasumiphotopoem’s blog

心は気まぐれで忙しく変化していきます 心の言葉を詞に綴ることで自分と向き合える だから書き続けるのかもしれない

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急ぎ足で歩く
人が行き交う交差点

信号が赤になると同時に
車のヘッドライトが
薄くのびる月光のように
瞳の奥に射し込む

待ち人のもとへ
急ぐ人の波
遠く薄れては
ひとり立ち止まる


待ち人がいなくても
帰る場所がある
それだけで
明日を迎えることができる

みんながきみの帰りを
待っている

鍵をあけて
明かりをともして
流れる音楽とともに
香りたつ湯気が
孤独や迷う不安を
渦巻いて立ち昇っていく

幸せの音
幸せの香り
幸せの温度が
この部屋にはあるから

待ち人の姿はなくても
帰る場所がある

それでいい
それだけで
明日を迎える
ことができる



☆HOME☆ 清水翔太

https://m.youtube.com/watch?v=P1uCASh6oz0


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