2017-11-14 茜色の約束 心の詩 #詩 枝先からぽろり 木の葉が アスファルトを 塗り替えていくころ ふたりの距離が 近づく季節 いつのまにか 大人になったきみ 真っ白だった 人生のキャンパスに 集まった木の葉が 美しい季節 これからも繰り返す 出会いと別れ 離れていても繋がる心 新しい木の芽が 移ろう季節 世界でたったひとつの 朝靄に輝く 光の筋のような 人生の風景を しるしていくのだろう