kasumiphotopoem’s blog

心は気まぐれで忙しく変化していきます 心の言葉を詞に綴ることで自分と向き合える だから書き続けるのかもしれない

君がいない道

冷たい手を
溢れた吐息であたためて
コートのポケットに入れた
ひとり歩くここには
もう君がいない

あたたかい街灯りが
ふたりの肩を近づけた
二度繰り返した季節

君以外の人では
深く大きく空いた
心は埋まらない

風の冷たさが
白刃のように
心に突き刺さる

愛情の受け取り方を
知らなかったみたい

編み目を潜るように
彷徨い歩く道に
もう君はいない

哀しみを忘れたら
思い出も消えてしまう

心の側にある
君への想いが
正直な気持ちだから

この道に君がいなくても
逢いたい気持ちで
心を埋めて向かっていくよ



☆君がいない道☆ COLOR



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