kasumiphotopoem’s blog

心は気まぐれで忙しく変化していきます 心の言葉を詞に綴ることで自分と向き合える だから書き続けるのかもしれない

#片思い

花は桜、君は美し

きみの心は夏が終われば 秋から冬に動き出す 気づいていた 大切なものを失う 怖さに怯えた心 それでもきみに 会いたかった 冷たい風と白い雪の奥に 静かに眠る街の風景 足音が深く沈む感触 かすかに離れていく きみの笑い声 冬が終われば 動いたきみの心に …

君がいない道

冷たい手を 溢れた吐息であたためて コートのポケットに入れた ひとり歩くここには もう君がいない あたたかい街灯りが ふたりの肩を近づけた 二度繰り返した季節 君以外の人では 深く大きく空いた 心は埋まらない 風の冷たさが 白刃のように 心に突き刺さる…

流星

初めて逢った日のこと きみは覚えているのかな あの日の空の色 輝く瞳 歩いた道 交わした言葉 笑顔の数 流れる時間 包む風の香り 誓った心を 私はね 今日で忘れることにする いつか星に還ったときに きみがすぐに見つける 一番光輝く星になるように あの日の…

きみだけを

重いまぶたの裏に 苦笑いのきみが 何度流れ込んできただろう 心迷わす きみの笑顔で 満たされ花咲く心 それだけで 歩いてこれた やがて走り出す 勢いよく 火花が散るような 車輪からこぼれる 荒々しい音が涙となり 胸の鼓動に伝わる 走り出した 地下鉄の車窓…

precious love

この心は 時の流れにあおられても あなたに向かって 走り続ける この心は 川の流れにさからう 魚のように あなたに向かって 泳いでいる この心は 月をすり抜ける 流れ星のように あなたに向かって 光り放つ 何をしていても 何処にいても いつもこの心は あな…

海の声

永遠に広く輝く 深海の世界で 自由に泳ぎ回る私 神秘的な光と音に 囲まれて 孤独でも涙は溢れない 波しぶきとともに 一瞬大空を 飛んでみると 空の青さなのか 海の青さなのか 分からなくなる そりゃぁ外の世界が 気になる時もあるさ でもここで 君が迎えに来…

心の蔵

見ることもできない 触れることもできない 大空を旅する鳥のように 強く逞しい心 何度も何度もぶつかり合い 折れてしまった心 暖炉のそばで重なり 寄り添う心 歩道の上に積もる 白い雪のように 冷たい心 消えそうで消えない ろうそくの灯りのような心 目まぐ…

花火

ふと 空高く見上げれば 広い世界に輝く 大輪の花が きみを思ふ 心にふりそそぐ 運命の扉が開いて咲いた 夢描いたきみとの未来 過ごした日々の ときめきが 頬を紅く染め 一瞬の輝きに 心の想いは 火の粉とともに はかなく地面に のまれていった 瞳の輝きは 今…

何度でも

あたりまえに 繰り返す 出逢いと別れ きみとの出逢いを 何度も失い 通り過ぎても 何度でもきみに 逢いたいよ 繰り返し 訪れる 沈む夕陽と 陽が昇る朝に 砕けそうな心でも 未来に抱く輝きは きみとの約束の証 止まることなく吹く風が 連れてくる時の流れは 私…

天の橋

きみと天の橋を渡った 夢をみたよ ふたり手をつなぎ 歩いた 宝石のようにきらびやかな 足もとが眩しくて 目をそらすと落ちそうだから つないだ手をはなして きみの体に しがみついた私を見る きみの笑顔 心が夏の太陽のように ポカポカしているはずなのに ク…

その瞬間を永遠に

別れの瞬間が永遠になるなら 出逢いの瞬間も永遠に この胸に刻み込まれていく 音楽の流れる車の中 あなたの横顔の先に見た 窓越しの景色は 変わらず 永遠に記憶に残っている あなたと離れていても 笑い合った瞬間は 時が流れても ふたりの心の中で 永遠に育…

青い糸

守りたいもの 守るべきものがあると 心に嘘をついても 笑顔で強がるものかな 少し冷たい風が吹いたら 離れ落ちる花びらのように 儚く閉じる一日の終わり もう二度と会えないから もう一度会いたい 心が騒ぎ出す夜 もっと話したいこと 聞いてもらいたいこと …

まだ夢の途中

私はまだ 通りすぎた過去を 抜け出せない 夢の中で 迷走しながら 戸惑い 迷い くすぶる心 誰かが伸ばす手は 届かないほどの 深い闇の奥底へと あなたへの憧れを 追いかけているの かもしれない 現実と空想のはざまで あなたへの深い憧れが 明日への勇気とな…

碧空色の月

少しずつ離れていく ふたりの距離を 縮めたくて 舗道に咲く花を あなたと一緒に見たくて 夢の中で あなたをさがしている 陽が沈む地平線の先に 広がる世界に あなたと同じ夢見て 肩を並べて歩けたなら 美しく光り輝く 夜空の月灯りが 強く心に降り注ぐよう …

I will remember you

降りやまない雨に 涙した悲しみ 涙した喜び 全てを抱きしめて 愛をくれた日々を 忘れない 鳴りやまない風に 何度も呼んだ名前 何度も会いたいと つぶやいた あなたの頬におちた 涙の粒を忘れない 閉じたまぶたの奥に 過ぎていく瞬間を ひとつひとつ ぬりつぶ…

どこにいても…

どこにいても 何をしていても 逢いたいという 気持ちは変わらない どこにいても 何をしていても 逢えないという 現実は変わらない 雲が空を覆っても 雨が大地濡らしても 心の真ん中にある あなたの笑顔は変わらない 空の向こうで 笑うあなたに また巡り会え…

サクラビト

桜の花びらが 舞い散る木の下 足下に広がる 花畳みにあなたへの 尊い想いを敷き詰めて 歩く心は 桜色に染まっていく 同じ歩幅で 同じ道を 同じ未来に向かい 歩いていたはずなのに いつからか あなたは自分の選んだ道を 歩き始めた 私は今も 見えない未来に …

涙の雫

あなたが私の心に 落とした雫 静かに流れて 夜空に浮かぶ 数え切れないほどの 星の輝きよりも 溢れる宝石のように 暗闇の街を 微かな音色を響かせて 光り落ちていく キラキラと 心が色づいていく たった一粒の雫が 流れてたどり着いた たくさんの勇気 たくさ…

願うふたりの物語

泣いたり 笑ったり たくさん話して ぶつけ合った気持ちが 離れていくときは ふたりの間に 想い合う気持ちは もう失っていて 霞んできた 想いを伝えられなくなる 信じることさえ 出来なくなる あなたが歩いてきた道を 辿っては あなたの姿を 遠く見つめては願…

春の日の花

流れる時間と あなたの足跡をたどって 桜畳みの上に 立ち竦む 何のための 誰のための 時間をふたり重ねて 育んできたのだろう あの日と同じ場所で あなたに逢えるなら 何度でも願うよ あなたに逢いたいと 遠く離れていても 心の想いはひとつ ピンク色の花び…

心に安らぎを求めて

冷たい空気が 頬をかすめる日常 暖かい空気へと 変わりゆくひととき 小川から聞こえる せせらぎの音に 目を閉じて静かに 耳傾けてみる 残された時間の中で あとどれだけ 頑張れるのだろう 短い時間の中で どこまでの想いを あなたに伝えたろう 応援するよ あ…

心の残照

茜色に染まる海面に あなたの面影が 見え隠れする 瞳の奥の深くに 沈めて忘れかけていた こころが揺れ動く 心の傷が消えないのは 見えないものだから 癒された心でも 気づかないだけ かもしれない 叶わないとしても 信じていたい 心の中に あなたがいる限り …