kasumiphotopoem’s blog

心は気まぐれで忙しく変化していきます 心の言葉を詞に綴ることで自分と向き合える だから書き続けるのかもしれない

花は桜、君は美し


きみの心は夏が終われば
秋から冬に動き出す

気づいていた
大切なものを失う
怖さに怯えた心
それでもきみに
会いたかった

冷たい風と白い雪の奥に
静かに眠る街の風景
足音が深く沈む感触
かすかに離れていく
きみの笑い声

冬が終われば
動いたきみの心に
春が舞い込むのだろうか

柔らかい
小さな粒の粉雪が
手のひらの温度で
一瞬にして消えてしまう

届かないから掴もうとする
叶わないから欲しくなる

きみの心が動き出す
ひとひらの花びらに
願いを込めて

春を待ちわびた
私の心に舞い込む
きみの夢に芽吹いた桜の花びら

春の訪れを匂わす
枝葉の色に心を添えて


☆花は桜、君は美し☆
いきものがかり Cover by Kiri  Sidou




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